これでハイレゾはApple Music に決まった~クラシック音楽配信の場合

Appleクラシック音楽配信サービスの Primephonic を買収するとリリースしました。

 

Apple、クラシック音楽ストリーミングサービスの Primephonic を買収

 

これでハイレゾ音楽配信で、Amazon Music か、それとも Apple Music かと迷っていた私には、決定的なニュースになりました。

 

というのは、クラシック音楽の場合、配信サイトの収録数や音質に加えて、曲目、楽曲の情報表示が大きな問題だったからです。その点に関しては、Apple Music の方が Amazon Musicよりもよいです。外国語(主に英語)表記ではありますが、遺漏なくしっかりと楽曲表示がなされていました。調性や作品番号、演奏家名等も。かたや Amazon Music は日本語と英語とが混ざり、楽曲の内容表示にも欠落があり、現在かかっている曲がどの楽章なのかあいまいなときさえもあります。(プライム会員だと、Amazon Music の方が月額が安いけれど)

 

クラシック音楽の場合、曲の表示の詳細は非常に大事。だが、それをデータベースで詳細に表示するのはなかなか難しい。一度データベースを作ったことがある人はわかると思います。

 

Apple Music に Primephonic が吸収されて、クラシック音楽体験が一層充実する日が楽しみです。

 

追記:

Apple Music のPrimephonic の買収(買収ではなく、組み込みともいわれているが)についての専門家から、杞憂を述べた記事

Apple が買収したクラシック音楽ストリーミング「Primephonic」でApple Music はどう変わるか? レーベル運営者が分析

 

Apple Music App と別個のクラシック専用アプリを使用するというのが述べられていないなあ。

 

ロイヤルバレエ60周年記念 ブルーレイ15枚組BOX「ザ・コレクション」の新装再発売

 ロイヤル・バレエの60周年記念15枚組BOX「ザ・コレクション」の新装再発売が予約開始中である。即予約しました。

 

TOWER RECORDS:英国ロイヤルバレエ「コレクション」BOX

 

バレエを見始めてまだ浅いため、私がもっているロイヤルバレエのディスクは皆無。「ドン・キホーテ」、「ロミオとジュリエット」、チャイコフスキーの「三大バレエ」もダブることはない。

コロナ禍でロイヤルバレエがネット配信していたもので、再度観たい上演作品もある。

価格が激安というのもある。これらが一番か。

問題は、すべてを観ることができるか。買って観ない、買って聴かないディスクも増えてきたので。

9月23日発売発送だそうです。

 

1.「ジゼル」(2014年)

音楽:アダン 振付:マリウス・プティパ

ジゼル:ナタリア・オシポワ
アルブレヒト:カルロス・アコスタ


2.「ラ・バヤデール」(2009年)

音楽:ミンクス 振付:ナタリア・マカロワ

ニキヤ:タマラ・ロホ
ソロル:カルロス・アコスタ
ガムザッティ:マリアネラ・ヌニェス

3.「ドン・キホーテ」(2013年)

音楽:ミンクス 振付:カルロス・アコスタ
キトリ:マリアネラ・ヌニェス
ドン・キホーテ:クリストファー・サウンダース

4.「眠れる森の美女」(2006年)

音楽:チャイコフスキー 振付:マリウス・プティパ
オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
フロリムント:フェデリコ・ボネッリ
リラの精:マリアネラ・ヌニェス


5.「くるみ割り人形」(2009年)

音楽:チャイコフスキー 振付:ピーター・ライト
こんぺい糖の精:吉田都
王子:スティーヴン・マクレー

6.「白鳥の湖」(2009年)

音楽:チャイコフスキー 振付:アンソニー・ダウエル
オデット:マリアネラ・ヌニェス
ジークフリート王子:ティアゴソアレス

7.「シルヴィア」(2005年)

音楽:ドリーブ 振付:フレデリック・アシュトン
シルヴィア:ダーシー・バッセル
アミンタ:ロベルト・ボッレ

8.「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」(リーズの結婚)(2015年)

音楽:エロール 振付:フレデリック・アシュトン
リーズ:ナタリア・オシポワ
コーラス:スティーヴン・マクレー

9.「ラプソディ/二羽の鳩」(2016年)

振付:フレデリック・アシュトン
○ ラプソディ

音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
ナタリア・オシポワ
ティーヴン・マクレー
○ 二羽の鳩

音楽:アンドレ・メサジェ
娘:ローレン・カスバートソン
若者:ワディム・ムンタギロフ
ジプシーの娘:ラウラ・モレーラ
その恋人:平野亮一

10.「アシュトン・セレブレーション」(2013年)

振付:フレデリック・アシュトン
○ ラ・ヴァルス
小林ひかる/平野亮一/サマンサ・レイン
○ タイスの瞑想曲
リャーン・ベンジャミン/ワレリー・フリストフ
○ 春の声
崔由姫/アレクサンダー・キャンベル
○ モノトーンズ I & II
高田茜/マリアネラ・ヌニェス/フェデリコ・ボネッリ/エドワード・ワトソン
○ マルグリットとアルマン
タマラ・ロホ/セルゲイ・ポルーニン/ギャリー・エイヴィス

11.「ロミオとジュリエット」(2012年)

音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 振付:ケネス・マクミラン

ジュリエット:ローレン・カスバートソン
ロミオ:フェデリコ・ボネッリ


12.「マイヤリング」(うたかたの恋)(2009年)

音楽:フランツ・リスト 振付:ケネス・マクミラン
ルドルフ皇太子:エドワード・ワトソン
マリー・ヴェッツェラ:マーラ・ガレアッツィ


13.「不思議の国のアリス」(2011年)

音楽:ジョビィ・タルボット 振付:クリストファー・ウィールドン
アリス:ローレン・カスバートソン
ハートのジャック:セルゲイ・ポルーニン

 

14.「冬物語」(2014年)

音楽:ジョビィ・タルボット 振付:クリストファー・ウィールドン
レオンティーズ:エドワード・ワトソン
ハーマイオニー:ローレン・カスバートソン
バーディタ:サラ・ラム
パウリーナ:ゼナイダ・ヤノウスキー
フロリツェル:スティーヴン・マクレー
ポリセネス:フェデリコ・ボネッリ

15.「マクレガー・トリプル・ビル」 (クローマ/インフラ/リーメン)(2006-09年)

振付:ウエイン・マクレガー
タマラ・ロホ(クローマ)
フェデリコ・ボネッリ(クローマ)
エドワード・ワトソン(クローマ/インフラ/リーメン)
サラ・ラム(クローマ/リーメン)
ローレン・カスバートソン(インフラ/リーメン)
ティーヴン・マクレー(リーメン)

バレエ・レッスンだけではない~滝澤志野Dramatic Music for Ballet Class 2

滝澤志野の「ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエクラス2」(Dramatic Music for Ballet Class 2)Apple Music から配信開始です。Amazon Unlimited でも配信されています。

 

ウィーン歌劇場(バレエ)の専属ピアニストである彼女の演奏を、BGMやリラクゼーションのために聞いています。休まる、心躍る、しっとりする、飛び上がる、ちょっと寂しい、うれしい、悲しい、日々日の気分は様々ですが、そのときの気分に寄り添ってくれる演奏がきっと見つかります。バレエに縁がなくても、あればもっともっと気に入るでしょうが、きいているうちにその演奏のとりこになりますよ。

バレエCDは、お値段が高い。割高です。そんなに売れないからなのでしょうが、ネット配信で聴けば規定料金内で済む。それもハイレゾ配信であれば、CDの音質と変わらない。

 

いまのところ一番好きなアルバムです。ボーナス曲で収録されている「ロミオとジュリエット」が絶品だ。

滝澤志野の「ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエクラス1

 

夜になって、Apple Music にクラス3が登場。これでシリーズがそろった。

滝澤志野の「ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエクラス3

 

 

 

新国立劇場のコッペリア配信に寄付

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新国クリアファイル


新国立劇場バレエ
で、無料配信「コッペリア」4日間(2021年5月2日~5月8日)が行われた。主役ダンサーが日替わりで演じ、丸まる配信という、この点でも画期的な企画であった。といっても、コロナ禍での公演への規制で、中止か、無観客での開催かという苦渋の選択の公演であったのだが。

完全に中止になると、ダンサーの出演者等に出演料も払えず、今後の公演に多大な打撃を与える。(吉田芸術監督の話)これは派遣契約社員に仕事がなくなったので、無給で自宅待機を強いるようなものだ。有給の専属ダンサーがいない国立劇場という恥ずかしいシステムの汚点であり、国の文化育成策の杜撰さが如実に表れている。箱もの行政から全く脱却していないことに、改めて怒りがわく。演じることではおなじオリンピックに1兆円もの税金を投じているのだから、なおさら怒りが収まらない。

 

無料配信「コッペリア」で十分に楽しませてもらったので、ほんのわずかの、最低の寄付をした。1口3000円の寄付である。寄付のお礼に、事務局から「新国立劇場Balletのクリアファイル」が届いた。税控除の書類だけでよかったのだが、逆に恐縮してしまった。わずかな寄付に事務費・手数料がかかり、劇場の取り分もわずかになるからね。すべての公演を視聴させてもらったので、ほんとうは3000円X4払いたかったので、株でもうけたらまた寄付したい。

 

 

アマゾンのfire タブレットがインターネットに接続できない

WiFiルーターの設定を変更したならば、Amazon Fire tablet のみがインターネットにつながらない。他の端末デバイスはつながる。

 

原因は、薄々予想していたのだが、

Wifiルーターの設定(パスワード)を Amazon サイトで登録していることであった。

 

Amazon サイトのアカウントサービス → デジタルコンテンツとデバイス(コンテンツと端末の管理)の「設定」タブ から「WiFi パスワードが保存されました」というWiFiルーターの情報登録があるので、「保存されたWi-Fiパスワードを削除」を選択して一旦削除する。

exFATのファイル形式を使えるようにする

Linux、Winodws、Mac のそれぞれのOSで使えるファイル形式exFAT の領域をハードディスクに生成する。

Ubuntu Studio では、exFAT 形式で生成できないので、

 

$ ls /sbin/mkfs.*

/sbin/mkfs.bfs /sbin/mkfs.cramfs /sbin/mkfs.ext2 /sbin/mkfs.ext3 /sbin/mkfs.ext4  /sbin/mkfs.fat /sbin/mkfs.minix /sbin/mkfs.msdos /sbin/mkfs.ntfs /sbin/mkf.vfat

 

exFAT 形式を使えるように、exfat-fuse, exfat-utilsのパッケージをインストルールする。

 

$ sudo apt install exfat-fuse exfat-utils

 

インストール後、再度

 

$ ls /sbin/mkfs.*

・・・・/sbin/mkfs.exfat ・・・・・・

 

mkfs.exfat コマンドが追加表示される。

 

 

20世紀の名盤クラシック・ビデオ

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「Classic DVD 名盤セレクション」シリーズとして、限定盤、特別価格で、過去のクラシック映像が再販されている。

 

そのうちの3点を早速予約注文していた。

1.モーツァルトの「フィガルの結婚」ジャン=ピエール・ポネル演出 カール・ベーム指揮 ウィーンフィル管弦楽

2.プッチーニの「ラ・ボエーム」ファブリツィオ・メラーノ演出 ジェイムズ・レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽

3. 同   の「トゥーランドットフランコ・ゼッフィレッリ演出 ジェイムズ・レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽

 

どの盤も持っていて損しない名盤DVDである。画質は、4K、8Kの昨今では、はるかに見劣りする。致し方ない。ブラウン管テレビに合わせた画質なのだから。プッチーニのものは、メトでのライブ収録なので、画面の粗さ、ボケさはひどい。それに比べて、モーツァルトの方は、スタジオの映画撮影であるので、前二者に比べてはるかに画質は良好である。この盤は、演奏がまたトップクラスの演奏であることも魅力である。「フィガロ」の演奏・演出のベスト盤と言ってもよいくらいだ。

 

この三点以外にも、ワーグナーの楽劇をはじめとして、廉価で名盤が再販されている。また続きもあるのだろうか。ほしい名盤がまだまだあるのだが。限定盤なので、再販予告がでたならば、すぐ注文しなくては。