これでハイレゾはApple Music に決まった~クラシック音楽配信の場合

Appleクラシック音楽配信サービスの Primephonic を買収するとリリースしました。

 

Apple、クラシック音楽ストリーミングサービスの Primephonic を買収

 

これでハイレゾ音楽配信で、Amazon Music か、それとも Apple Music かと迷っていた私には、決定的なニュースになりました。

 

というのは、クラシック音楽の場合、配信サイトの収録数や音質に加えて、曲目、楽曲の情報表示が大きな問題だったからです。その点に関しては、Apple Music の方が Amazon Musicよりもよいです。外国語(主に英語)表記ではありますが、遺漏なくしっかりと楽曲表示がなされていました。調性や作品番号、演奏家名等も。かたや Amazon Music は日本語と英語とが混ざり、楽曲の内容表示にも欠落があり、現在かかっている曲がどの楽章なのかあいまいなときさえもあります。(プライム会員だと、Amazon Music の方が月額が安いけれど)

 

クラシック音楽の場合、曲の表示の詳細は非常に大事。だが、それをデータベースで詳細に表示するのはなかなか難しい。一度データベースを作ったことがある人はわかると思います。

 

Apple Music に Primephonic が吸収されて、クラシック音楽体験が一層充実する日が楽しみです。

 

追記:

Apple Music のPrimephonic の買収(買収ではなく、組み込みともいわれているが)についての専門家から、杞憂を述べた記事

Apple が買収したクラシック音楽ストリーミング「Primephonic」でApple Music はどう変わるか? レーベル運営者が分析

 

Apple Music App と別個のクラシック専用アプリを使用するというのが述べられていないなあ。